理学療法士・波田野征美の『波田ログ!!』

理学療法士の波田野がセラピストとしてトレーナーとしての日々

【プロ野球選手解説】神童ブライスハーパーのバッティングフォーム改造

f:id:pata0511:20200911114248p:plain

どうも!!

Oriental Physio Academy代表理学療法士波田野です。

 

今回は久しぶりのプロ野球解説動画〜。

 

今回はメジャーリーガーのスーパースター。

 

年俸はマイク・トラウトに次いで史上2番目、13年総額約360億円!!

 

ブライス・ハーパー

 

です!!

 

 

ブライス・ハーパーのフォーム改造を解説


【プロ野球選手解説】神童ブライス・ハーパー、さらなる進化へのバッティングフォーム改造。

 

 

軸脚にパワーを溜め込む圧縮ステップ

f:id:pata0511:20200911115020p:plain

 

beforeもafterも軸脚の方向に沈み込む「圧縮ステップ」をしています。

日本では後に水平移動し伸び上がるように軸脚に体重を乗せますが、パワーを生み出すには沈み込む「圧縮ステップ」をすることです。

beforeとafterを比べるとafterの方がバットをより近くで構えています。

無駄な動きをなくそうという意図を感じます。

 

 

重心移動をなくし軸脚に溜めたパワーを抜かない

f:id:pata0511:20200911114952p:plain

ここから明らかな違いが出てきます。

beforeでは頭と腰の位置が前に出てきます。

腰のスウェイは軸足の溜めが抜けてしまうし、前脚の股関節の可動域を狭くし腰の回転を止めやすくなってしまいます。

頭のズレは視線のズレになり確実性が落ちます。

また前方移動により腕もafterと比べて伸び始めているため遠回りのスイングになりやすくなります。

afterでは頭の位置が全く変わらずパワーをキープしたまま待てています。バットの位置も肩の上の近いところにある理想の形です。

 

スイングスピードを高める角変動

f:id:pata0511:20200911115054p:plain

beforeではスイングに伴いさらに重心が移動していますし、前だけでなく上方向にも伸び上がっています。これにより視線もスイング軌道もズレが生じてしまいます。

また後脚も引きずられてインパクト前には地面から離れてしまって軸脚の抵抗を使えません。

これでメジャー屈指のホームランバッターなのだから驚きです。

afterではスイングしても頭の位置が変わりません。

視線もスイングも安定して確実性が増します。

重心が後ろに残ることで身体も後ろに傾くためバット軌道はバレルゾーンに入れやすくなります。

さらに後脚も離れていません。

 

 

軸足の抵抗を増やしてパワーを出し切るロック&リリース、ニーダウンスイング

f:id:pata0511:20200911115126p:plain

ロック&リリース、ニーダウンスイング

afterでは前の膝が曲がり沈み込みます。

これにより股関節の可動域が広がり腰の回転が大きくなりやすくなります。

beforeでは膝が伸びているので腰の回転や膝の捻転も制限されます。ハーパーの故障の多さはここに起因しているかもしれません。

またafterではストライドも広く、後脚の角度が鋭角になるため軸脚の踏ん張りがさらに効いてきます。

 

まとめ。確実性とパワーを両立させる改造

f:id:pata0511:20200911122004j:plain

いかがでしたか?

ハーパーはbeforeの段階でもメジャー屈指のホームランバッターでしたが、フォーム的な欠点が多いのも事実で怪我も多く、1年間の中で好不調の波が激しい選手でした。

2020年のコロナ禍の中でフォームの改造に着手し安定感を増しています。

苦手であったアウトハイのストレートにもしっかりと対応できるようになりストレートの長打率は9割近くなっています。

今年は試合数が少ないので絶対的なホームラン数は少なくなりますが、全試合計算では35本〜40本のペースでホームランを量産しています。

来年以降のハーパー選手に期待です。

 

 

 

質問はPeingへ

peing.net

施術やトレーニング、取材の依頼は・・・

ageokoritoru.com

 

セミナー受講や依頼は・・・

oriental-physio-academy.com