理学療法士・波田野征美の『波田ログ!!』

理学療法士の波田野がセラピストとしてトレーナーとしての日々

チームスポーツだろうが結局は個人。無駄なチーム練習は撤廃せよ

過酷な練習は正義?

 

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どうもOriental Physio Academy代表理学療法士波田野です。

 

スポーツの現場はもちろん、あらゆる分野で言われることの一つに

 

『量より質』

 

があると思います。

 

 

私は普段から

 

「そうは言っても、量に勝った質を見たことない。」

 

と言っていますし

 

野球でも

 

落合中日が強かったのは練習量です。

 


落合博満 中日ドラゴンズの真実 パート1


落合博満 中日ドラゴンズの真実 パート2

 

屈強な身体を誇るプロ野球選手たちが

 

立ち上がれなくなるほどの練習。

 

これがあったから

 

12球団最強、荒木・井端の伝説的な二遊間

 

リーグ屈指の強打者・森野が生まれたわけです。

 

昨年の甲子園で圧倒的な強さで優勝し

 

過去最多のドラフト指名を受けた

 

大阪桐蔭の練習も尋常じゃありません。

omame0504.com

 

もちろん、素質のある選手たちが集まっているというのもありますが

 

それでも

 

結局は練習しているチームは強いんです。

 

 

 

 

とはいっても、がむしゃらに量をこなしているだけじゃ意味なくて

 

もちろん質を高めることはしなくちゃいけないんですよ。

 

 

上述の2つが「量」の極みだとすれば

 

 

対極の「質」の極みを表す

 

とても良い記事を見つけました。

news.yahoo.co.jp

 

 

夜も授業がある進学校

 広島県の武田高校は夜も授業が組まれている進学校

スポーツ推薦はゼロ。

平日の練習時間は50分ほどしか取れない。

にも関わらず、ピッチャーの子はMAX151km/hのストレートを放れるようになり

県予選でもベスト8まで大躍進したようです。

 

 

練習内容

平日の練習はバラバラ。

アップは個人で済ませ、その後も個人練習。

週末は他校との練習試合だけでなく、部内リーグでひたすら実戦

 

 

秘密はデータ分析とPDCAサイクル

実戦での結果をデータに残し、分析。

その分析結果をもとに、監督やコーチと面談し練習メニューを選手それぞれに合わせて提案していく。

技術的なことは選手から聞いてこない限り、こちらから言うことはしない。

上手い選手ほど聞いてくる。

 

試合のための練習、練習のための試合

おそらくほとんどのチームの練習は全員で同じ時間に集合して

 

みんなでジョギングして

 

みんなでキャッチボールして

 

みんなでフリーバッティング

 

みんなでノック

 

だと思います。

 

私の高校も埼玉ではそこそこの強豪校でしたが

 

毎日、同じメニューでした。

 

週末に練習試合をしても

 

次の日からの練習は同じ。

 

毎週、毎日同じメニューを

 

全員で

 

繰り返すだけでした。

 

しかし、それではダメなんですよね。

 

試合に勝っても負けても

 

良いところはどこだったのか?

 

悪いところはどこだったのか?

 

それはチームとしてもだし

 

個人レベルでもです。

 

そして、個人レベルの課題は

 

それぞれ違う以上

 

みんなで同じ練習するとか

 

効率悪いですよね。

 

 

コンセプトの明確化とプロトコールの確立

では、どうすればいいのか?

 

やはりコンセプトの明確化とプロトコールの確立です。

 

各スポーツにおいて

 

ハイパフォーマンスに必要な要素は何のなのか?

 

それを満たすために「こういう身体を作っていきます」というコンセプトを決め

 

そのコンセプトを実現するために

 

「これを獲得するためにはこのメニューたちをこういう流れでやっていこう」

 

というプロトコール

 

 

私があらゆるスポーツでしっかりと選手のパフォーマンスを高めることができるのは

 

『OPA SAMURAI Body Method』の

「重心操作と支持基底面の操作」と

それを効率的に実現させるための「古武術と運動連鎖を考慮した身体操法

というコンセプトがあるからであり

 

さらにそのメニューがしっかりと組んであるからです。

 

だから、パーソナルトレーニングでは

 

選手としっかりディスカッションをして

 

その日のメニューを決めていきますし

 

急に言われたことにも対応できます。

 

逆に言えば、選手側からフィードバックがなければ

 

いつもと同じようにやるしかない時も多いです。

 

もちろん、そのいつものメニューをやりつつも

 

気になったポイントは修正していくんですけどね。

 

 

課題は選手のやる気?

 

そうは言っても、こういうことを実現させるのは非常に難しいです。

 

高校生や大学生くらいになってくると

 

そこまでやってる子は

 

ある程度のやる気もあるから残ってるわけだし

 

ディスカッションが成立するけど

 

小学生や中学生だと

 

理解力だったり

 

特に考えずに、面白いからやってるだけって子も多いし

 

中学生くらいになってくると

 

思春期なこともあって

 

必死になることに

 

恥ずかしさがあって

 

そこまでガツガツやりたくないって子も一定数いるってことですね。

 

そういう子たちに

 

「どんなことが課題?」とか「どうしたい?」とか聞いても

 

「わかりません。」とか「特にないです」って返ってくるだけなんですよね(笑)

 

だからこその徹底したデータ化をしなきゃいけないんですけどね。

 

そういう表出が苦手な選手のためにも

 

データで表出して説明する。

 

 

まとめ

というわけで、データを駆使して個人の課題に合わせた個別練習で質を高めていけば練習時間は短くても通用するということが証明されたわけです。

さすがに50分の練習は短すぎるかなとは思いますし、こういう記事を見ると大した質じゃないのに練習時間も短くしちゃう人もいる気がします。

大事なのは「高い質」の練習を「たくさんする」というのが大事です。

 

そして、これはスポーツの現場だけではなくてリハビリの世界でも、一般企業の世界でも同じです。

 

常にPDCAで回していく。

 

 

では〜。