理学療法士・波田野征美の『波田ログ!!』

理学療法士の波田野がセラピストとしてトレーナーとしての日々

本当にやっちゃいけないの?

どうも!!


Oriental Physio Academy 代表理学療法士

&

埼玉県上尾市 トリガーポイント整体院「Mr.コリとる」院長の
http://ageokoritoru.com(ホームページ)

波田野です!!


先日、「BINIアプローチ」という最近よく耳にするリハビリの概念の理学療法士の記事がアップされました。
【実はNGな健康法】


まぁ、施術の概念なんて人それぞれなんで別に何でもいいんですけど
 
いくつか「ん?」と思う部分もあるので取り上げさせて頂きます。

まず、一番最初に出てくる

【5本指ソックス】

足趾を開くと扁平足になるからとのことですが・・・

それじゃあ、そもそも人間は裸足でいたらダメってことになりません?

違うんですよね。

扁平足って前足部荷重(主に母趾球支持)が続いて、その荷重に耐えられなくなって横アーチが崩れていくので。


【土踏まずのツボ押し】
どういう理屈なのかわからないのであまり言及しませんけど

土踏まずのところには中足骨があるのでアーチの形成に役立つケースも多いんじゃないかな。

【靴に柔らかいインソールを入れる】
まぁ、これは概ね同意。
インソールじゃなくても、靴底のクッションも柔らかいと足底にかかる圧は逆に増えたという報告もありますしね。

【マッサージは痛い方が効果がある】
コレは大事なのは『レフ度の高さ』です。
『レフ度が高くて上手な人』ならば、痛みは伴いつつもダメージがなくマッサージできます。
痛みがあっても「不快ではない痛み」なので、私のクライアントさんは「痛い!!」と叫びながらもいつのにか「寝ています」(笑)
 
リリースには「リリースの階層」というものがあり

下手な人は揉み返しやダメージのリスクが出てしまう「拒絶層」の深さが極めて浅くて、しかも安易に踏み込んでしまうのでダメなんです。
 
「痛いのはダメ」って簡単に言うセラピストは往々にして下手くそです(笑)

【ハードな筋トレをする】
これも『レフ度』の問題ですね。
身体の運動連鎖が破綻しないギリギリの負荷量でやるというのが大事。
 
筋トレでパフォーマンス落とす人は負荷が重過ぎて、その連鎖が崩れた状態でやってます。
 
これも短絡的に「ハードな筋トレはダメ」という人は雑魚です(笑)

【ストレッチを毎日頑張る】
はい。
コレも『レフ度』の問題ですね。
コレも運動連鎖を正しくやった上でギリギリまでやること。
その時に多少の痛みは伴います。
あと、ポイントは90秒以上やるってことですね。
深筋膜のリリースが始まるのが90秒以上ストレッチをかけてからなので。

【左右対象を意識】
これは同意です。
内臓の重さも左右非対称ですから。
それにどこかにズレがあっても、運動連鎖的に正しい代償パターンで身体が繋がっていれば症状は出ません。
オステトパシーの「ジンクパターン」などで報告されていることです。





さて、こんな感じでしょうか。


もちろん、セラピストそれぞれの考え方の違いなどもありますし

こういうメディアでの記事だと

意図がうまく伝わらずに記事になってしまうこともあるので

この人がダメダメかどうかはどうでもいいですが
 
少なくとも、私としては「こう考えてますよ。」という紹介です。


では!!