理学療法士・波田野征美の『波田ログ!!』

理学療法士の波田野がセラピストとしてトレーナーとしての日々

「FOOT BRAIN」補足

どうも!!

 

Oriental Physio Academy代表理学療法士

http://oriental-physio-academy.jimdo.com

 

 

埼玉県上尾市 トリガーポイント整体院「Mr.コリとる」院長の

http://ageokoritoru.com

 

波田野です!!

 

 

さて、先日のテレビ東京系「FOOT BRAIN」は観ていただけたでしょうか?

 

当の私はセミナーのお仕事のために福岡に入っており

 

しかも、その福岡は放送地域ではないというまさかの事態でリアルタイムでは観ておらず

 

昨日、妻と二人でようやく観ることができました。

 

 

まだご覧になっていない方は

 

YouTubeですでに色々な方がアップしています。

 

 

 

個人的にはあまり納得のいく話はできていないので、観るのが怖かったのですが

 

さすがプロですね。

 

よくまとめられてるなぁと思いました。

 

 

とは言っても、収録時間も1時間程度で

 

台本も数年前に私がサッカーメディアに寄稿した記事をネタにしているので

 

今、本当に伝えたいことを全部話すことができなかった

 

 

放送時間は(CMを除いたら)20分弱なので、そこからさらに大幅カットになりますので

 

録画を観ながら

 

「なんだぁ、あれがカットされてるのかぁ。」と思ったのが正直なところですが

 

こればかりは致し方ないですね。

 

ざっくりと当アカデミーの運動の概念を知りたい方はこちらを

↓↓↓

http://oriental-physio-academy.jimdo.com/運動理論について/

 

 

「柔構造」と「剛構造」のお話はテレビでも流れていたので良いと思います。

 

 

収録ではホームページで言うところのチーターの話を

 

「猫」

 

を例にしてお話しました。

 

 

地上最速を誇るチーターのこの走り。

体幹レーニングでは体幹を鍛えて背中がまっすぐ固定したまま四肢を動かすということを強制されますが、チーターのこの走りで体幹はまっすぐのままでしょうか?

 

 

猫の跳躍力を見てみましょう。

猫は垂直跳びで2m近くジャンプできると言われています。

これだけのジャンプ力を誇り、さらに思いっきりネズミの人形を叩いておきながら

 

空中で姿勢を変えて、何事もなかったかのように着地する。

 

 

この猫の体幹・・・

 

硬いですか?

 

 

バキバキですか?

 

 

むしろ、タップタプですよね?

 

 

自転車ロードレーサーの最強クラスでも

 

 

やっぱりお腹はタップタプ。

 

 

だから、腹筋がバッキバキかどうかは

 

それほど重要じゃないってことです。

 

 

そもそも、腹筋が割れてるかどうかは

 

強いかどうかではなくて

 

体脂肪の問題ですから。

 

 

テレビ放送を観た直後や

 

数年前の「腹斜筋」の記事を書いた時も

 

一部の「ノイジーマイノリティ」が

 

『腹出てるやつが言ってんじゃねえよ。』みたいなコメントがあったんですけど

 

 

私もどういうわけか腹にだけ体脂肪がついてしまう体質で

 

腕や足の体脂肪率は1桁、多くなっても10%そこそこなんで

 

それこそ筋肉量だけで80kgオーバーですので

 

腹筋自体もかなり強いです。

 

テレビの収録も時も

 

本当はもっとハードなエクササイズ

 

それこそ、体幹筋の「強さ」と「柔軟性」の両方がないとできないようなエクササイズで

 

北澤さんや三浦さんをヒーヒー言わせる予定だったんですけど

 

ジャケットという服装の関係で

 

床に直に寝たり、座ったりというのがNGと直前に言われてしまったので

 

披露できませんでした。

 

 

まぁ、それはさておき

 

番組のテーマが「ぽっちゃりでもいいんだよ。」というテーマなので

 

「腹が出てるやつが・・・」という批判は

 

的外れもいいところで、頭が悪いですね。

 

単なる「やっかみ」ですね。

 

 

それもさておいて、

 

 

本当に体幹レーニングで鍛えるべきとされている「コアユニット」はスポーツのパフォーマンスにとっては

 

重要ではありません。

 

腹圧は必要ですが、お腹を凹ます「ドローイン」では腹圧上がりませんしね。

 

ボディブローを食らった時に

 

お腹凹ますボクサーなんていませんよね?

 

皆さんも急に腹を殴られるとしたら

 

反射的にお腹を膨らませると思います。

 

腹圧は「お腹を膨らませること」で高まるんですよ。

 

上記の自転車選手がお腹を出しているのはそのためでしょうね。

 

 

この番組でも幸也は「力を出すときはお腹を膨らませる」って言ってますね。

 

 

 

 

そういうわけで

 

体幹レーニング」は

 

やめたほうがいいです。

 

 

 

ということを書くと

 

 

今回もよく質問メッセージが来たのですが

 

「じゃあ、筋トレとかはする必要ないんですか?」

 

「筋力は必要ないんですか?」

 

と聞かれます。

 

 

 

答えとしては

 

「筋力」

 

は必要です。

 

 

 

ある一定の量までは筋肉は多いほうが有利です。

 

定量を超えると、筋力発揮と重量を考慮した時の運動効率が下がるのですが

 

そこまでは筋力は増やしたほうがいいです。

 

 

ただし、いくら身体を大きくしても

 

その筋力を活かせなくなってしまっては本末転倒。

 

 

100の力を50しか使えない選手と

 

60しかない筋力を60きっちり使いきれる選手のどちらが上かと言ったら

 

後者なわけですよね。

 

 

中には前者のような選手でも

 

瞬間瞬間で70や80という力を発揮してしまう選手もいるのですが

 

それは完全にレッドゾーンを超えた動きになり

 

怪我ということに繋がるんですね。

 

 

一見すると筋肉が多いから同じパワーを出すときに余裕がありそうですが

 

簡単に車などで例えるなら

 

エンジンの出力だけが増えて、それをタイヤに伝える伝達システムが破綻している

 

という状態です。

 

 

 

そういうお話なんです。

 

 

 

で、この時の「きっちり使って出すパワー」を

 

「レフパワー」

 

と言い

 

「レフパワー」を高めるトレーニングを

 

「レフパワートレーニング」と言います。

 

 

 

だから、筋トレはしても構いません。

 

 

むしろ、どんどんしてください。

 

 

ただし、「レフ」に行ってください。

 

 

じゃあ、どうすることが「レフ」なの?

 

という話ですが

 

 

西洋医学的に言うなら

 

「運動連鎖」をキープしながら行うってことですかね。

 

 

人の運動は一つの関節だけが動くわけではなく

 

全身が連動します。

 

 

極端な話をするなら

 

足の指の動きが

 

手の指の動きにまで影響を与えるということです。

 

 

だから、「レフパワー」を高めるには

 

全身の連動を崩さずにできる限界ギリギリの負荷量を見極めるということが大事になります。

 

 

その限界ギリギリの負荷量も

 

最初は問題ないけど、あるエリアになってくるとその連鎖が切れちゃうとか

 

そういうことが起きてきます。

 

そういう時はそのエリアでの筋力だったり、可動域だったりという話になります。

 

当アカデミーの場合は

 

それを

 

「軸」が崩れるかどうか

 

という言語に集約するわけですが

 

まぁ、その辺のどういう言語を使うかはなんでもいいです(笑)

 

 

 

それよりも

 

このレフパワートレーニング・・・

 

実はかなり難しいのです。

 

 

はっきり言って、これをしっかりやるには

 

運動連鎖の知識もそうだし

 

運動の連鎖をしっかりと感じ取れる繊細な感覚を持っているかどうかを問われます。

 

 

知識自体は誰でもできます。

 

でも、感覚自体はどれだけの人がしっかりと感じ取りながらできるのかは疑問です。

 

 

はっきり言って・・・

 

イチローですらもできなかったわけですから。

 

 

 

だから、まずは

 

筋トレ系のメニューはした上で

 

 

テレビでやったような「細分化」の為のメニューを別で行っていくというのが

 

ベターだと思います。

 

 

 

 

他にも説明することはありますが

 

結構なボリュームになってしまったので

 

今回はここまで。

 

 

これからもまだまだ補足などしていきますので

 

 

これからもぜひ定期的にチェックしていてくださいね。

 

 

レーニング理論のセミナーも去年、都内でしましたが都内2回目の開催のために会場を探しています。

 

年内は徒手療法のセミナーで埋まっているので

 

もしかしたら来年になるかもしれませんが

 

11月開催を目標に調整中です。

 

セミナー予定もチェックしていてくださいね。

 

 

 

では!!!