理学療法士・波田野征美の『波田ログ!!』

理学療法士の波田野がセラピストとしてトレーナーとしての日々

むくみと腰痛

こんにちは。

埼玉県上尾市 筋膜リリース&トリガーポイント専門整体院院長
&

筋膜疼痛性症候群アプローチ研究会「Oriental Physio Academy」代表の波田野です。


現在、岩手セミナーのために新幹線です。
なので、ブログもざっくりでございます。


午前中は自宅整体院の方で3件のご予約を頂いておりました。
 
その中で1件目のクライアントさん。


主訴は「腰痛」。
導診では
「伸展」と「側屈」で痛み。
「前屈」でジワ~とする感じとのことでした。
筋力低下はチェックせず。
(なんとなくです)
 
とりあえず、胃経のレイダで激痛。
脾経の商丘もまずまず。左はそこそこ痛かったようです。
胆経の陽輔も激痛でした。
 
伸展もたまに腎経から病むので腎経の太谿もチェックすると激痛。
脾経の太白は痛みなし。

体型もかなり太いのでベースに腎虚があるんでしょうね。
 
なので、太谿だけでなく復溜もリリースしようと思ってズボンをめくったら・・・

すっごい浮腫。

押しても凹んだ跡が全然戻らない。
 
「めっちゃむくんでるやないですか!!」と言うと
 
「そうなんですよ。妻にも弾性の靴下を履いたらどうかと言われてるんですが・・・」と。
 
むくみ。

色々な原因があるけど、とりあえず太谿に激痛があるから「腎虚」前提で考えてみる。
 
腎虚のむくみは「腎経」の働きにより、腎から水を抜きすぎて、しかも代謝できてないからだ。
 
そして、さらに内科の病気の有無を訊く。
糖尿はないようだが
(糖尿は腎虚陰虚です)
 
以前に心筋梗塞をやっていると。
 
ふむ。
煩豚気かもしらないですね。
 
これは「腎虚陰虚」ですわ。
顔も真っ赤。
でも、肌全体は黒め。
 
その虚熱が胃経に波及したわけですね。
胃腸症状はないようなので胃熱ではなさそうですね。

太白は異常なかったので、肺虚もあったかもしれませんが、時間の都合でカット。

でも、太白に痛みはないから脾虚ではないのに商丘に圧痛があったのは。
 
肺虚があって宣発も粛降もできないので肺にたまって、脾も昇清で送るわけにいかないからでしょうね。
それで、仕方なく胃経に熱を波及させしかなかった。
だから、脾の昇清を司る商丘に圧痛が出たのだと考えます。
むくみも下肢だけなので、なおさら脾の昇清と肺の宣発の低下ですね。
顔にむくみが出る場合は肺の粛降と腎の納気の低下です。

というわけで、太谿と復溜、商丘にファイテンパワーテープ。
 
その後、背部兪穴。
腎兪を押します。

そうすると「うあぁ。」といううめき声。
かなり痛いようです。

そこから胃兪。
そこもかなり痛がります。
 
さらに胃兪は胸椎12番。
この脊柱筋の関連痛領域は仙骨です。

刺激を加えるとビンゴ!!
普段の主訴が見事に再現されました。
 
痛みそのものを出しているトリガーポイントと痛む動きを作っていたトリガーポイントが一致していたパターンですね。



これで症状は消失です。

さらに・・・
 
むくみをチェックすると・・・

消失です。

軽減ではなく

消失です。


ご本人も驚愕。



こうやって、運動器の痛みと内科系の症状は繋がっています。
 

リハビリ職種は運動器が得意ですが、その運動器を治すためには

やはり、こういった関連を考える手段が必要ですね。

別に東洋医学じゃなくてもいいけど。
 
まぁ、東洋医学が最も体系化されてると思いますがね。

そんな感じの殴り書き。

では!!

こういう治療法のセミナーもやっているので、ぜひホームページを調べてみてね。