理学療法士・波田野征美の『波田ログ!!』

理学療法士の波田野がセラピストとしてトレーナーとしての日々

難治性は筋骨格系だけじゃないのを実感。

どうも、Oriental Physio Academy代表理学療法士波田野です。

http://oriental-physio-academy.jimdo.com/




今日は症例報告です。



まだ、治ってはいませんが

とても面白いケースだなと。





治療自体はけっこう期間が経っています。



五十肩でも最も厄介な「凍結肩」ですね。




私の中では「五十肩」は非常にわかりやすい症例なのですが


去年は立て続けに手こずるようなケースが出ました。



制限はわかりきっているのにどういうわけか中々思うようにリリースができない。



ちょっと自信を失いかけたくらいです。





で、そういう中で


年明けからまたしても「五十肩」の新患。

肩甲上腕関節も全然動いてないので

「またこのパターンか!!!」

とひるんだのですが




その新患さんは

スルスルスルスル改善していく。


で、最近はまた「かっさ」を使いだしていて



手こずっているケースではどれだけ優しく「かっさ」でこすっても

「内出血」を起こしています。
(かっさはそもそもその状態を起こすのが正しいのでいいんですけど)



でも、スルスル改善していくケースはいくらこすっても「内出血」が起きない。





ん~、やっぱり治りにくい人は「オ血」が相当溜まってるんだなぁ。


なんて思っていたんですね。







で・・・東洋医学では



五十肩は「血虚」によって筋が引きつって・・・という病症で

「オ血」も「血虚」がベースにあってなので証としては間違ってないんですね。




で、それに伴ってだったり、それとは別に

「大腸経」に寒熱が波及したりでも肩が動かなくなったりすると言われています。




中級編では「小腸経」の「実」として治療することもあります。


まぁ、小腸も大腸も胃腸としてひとくくりにするのでどちらのケースもありえるのですが。






で、その難渋しているケースの方が



この前、たまたま健康診断に行ったようで




そしたら・・・


「大腸ポリープ」があったと。



まぁ、良性みたいなんですけど




おぉぉ、「大腸経」での五十肩ってのと辻褄が合っちゃうよ。



しかも、「ポリープ」って「オ血」が原因って言われてるから



そこでも辻褄合っちゃうよ。






あぁ、やっぱり治りにくい人ってのは


単純な筋骨格系だけじゃないんだよな~。





とはいえ、こういうことがあったからって

「内臓が根本原因」

とは言い切れなくて



大腸が悪くて「大腸経」に影響が出たのか


大腸経が悪くて大腸が悪くなったのかは

わからないんですよね。






とりあえず、本人にもそのことを伝えて


「これで大腸ポリープを取っちゃって肩がス~ッと挙がるようになったら・・・面白いですね!!」と話しておきました。







そんな感じです。



では~~~。