理学療法士・波田野征美の『波田ログ!!』

理学療法士の波田野がセラピストとしてトレーナーとしての日々

日本人に合った動き?

どうも、Oriental Physio Academy代表理学療法士波田野です。



え~、スポーツの世界では良く聞く言葉があります。


「日本人に合った動きを」

って。



私はコレに凄く違和感を覚えます。



なんすか?

「日本人に合った動き」って?




結論から言いましょう。



そんなものはありません!!!!!






ヨーロピアンもアフリカンも東洋人も


変わるわけないでしょ。



骨、筋肉などなど

みんな同じ種類、同じ数です。



骨の長さや筋肉のボリュームなどの若干の差異こそあれ


骨や筋肉の構成自体は変わらないんだから

「動かし方」に変わりがあるわけないでしょ。








で、最近はそういった

「日本人に合った動き」

ってことで




武術などの動きを取り入れたりするのは

まったくもってその通りなわけですよ。





でも、日本の武術を取り入れるから

「日本人に合った動き」

「日本人だからこその動き」

「日本人だけの動き」

ってのはありえないです。




それよりかは

「日本人が忘れてしまった動き」

と言ったほうが近い。




日本の武術で大事だとされている動き



海外の選手ができてないかといえば


海外のトップ選手はできてます。








日本の選手はできてません。



みなさんが英雄視している

香川や本田も

今はできていません。





サッカーは日本ではまだまだマイナー競技です。




日本で運動能力の高い人は

「野球を選びます」




私はずっと野球を見続けていますが


本田や香川クラスの身体能力は


プロ野球では

1軍と2軍をウロウロする程度のレベルです。



それは筋力量とかそういう意味ではなく

「身体の使い方」

です。




そういった動きが

「日本人にあった動き」

と思われているのは



「日本人が得意だった動き」

だったからだと思います。




では、何故に日本人は得意だったのか?



それは生活様式 や戦闘術なのではないかと思います。



日本刀。


本当の意味で

「斬る」

ことができるのは

日本刀だけと言われています。


西洋の刀剣は

重さで叩き切る

ものです。


そういうこともあって

日本刀で斬り合っていた武士たちは

刹那のミスで

死に至ります。



その中で培われた身体技法は

間違いなく西洋よりも重要視されていたでしょう。



さらに

日本は西洋と違って


椅子の文化ではなかったということも大きいのではないでしょうか?




椅子ではなく


正座を良しとする文化。


そうなると


骨盤にしっかりと体幹部を収めなくてはならない。



そういう文化が西洋に比べて

身体技法に対して敏感にしていたのではないかと思うのです。





ですから


日本人に合った動きではなく


日本人が忘れてしまった動きなんだと思います。




では、何故に日本人は忘れてしまったのでしょうか。



それこそ

体格に勝る西洋人に対抗するために

筋肉の量だけでパフォーマンスを見ようとしたことでしょう。




私は野球が好きですから

野球で例えるなら



投手がプロに入って

筋トレして体格を大きくして


球速が上がった選手なんてほぼ皆無だと思います。




選手は「少ない力でも球速がが出るようになった」

ということが多いのですが



実際はどうでしょう?


球速は速くなってないし、成績も落ちてますよね。


球速に影響を与える因子は

肩の外旋角度

ストライドの広さ

体幹の前傾角度

です。



筋肉のボリュームを増やして

確かに自覚的には軽い力で同様の速度を実現しているかもしれません。


しかし、そこで関節の角度が少なくなってしまったりすればコントロールは乱れるし

楽に投げて体幹の前傾なども少なくなれば

リリースポイントも後ろになる。


そうすると、打者からは体感速度は落ちるので

打ちやすい

というようなことが起こったりするわけです。



もちろん、筋力はあった方がいいんですが


それをフルに使えなくては意味がない。


今のは野球での例えですが

どの競技でも同じことです。




正しい動作の中で筋力をつけていく。


ということが大事です。


その方法は

我々が知っています。




ちなみに

そういう事実に

トレーナーたちは気付いていないという事実を

目の当たりにしています。




それこそプロチームに関っているというような有名トレーナーですらも

それができていないので


実際には怪我人続出させています。




我々はそういう現状を変えていきます。


当分は色々な批判もあると思います。

なにせ、これまでのトレーナーたちがやってきたことを

根底から否定してしまうので


ですが、やらなくてはいけないことですし


絶対の自信を持っております。


現段階でも


某プロチームや

大手出版社からも

高い評価をいただいております。




では!!!