理学療法士・波田野征美の『波田ログ!!』

理学療法士の波田野がセラピストとしてトレーナーとしての日々

検査の多さは迷いの多さ

どうも、Oriental Physio Academy代表理学療法士波田野です!!
http://oriental-physio-academy.jimdo.com/



当院に来ていた学生の実習期間が終わりました。


担当は私ではなかったんですが。




だけれども、今回の学生で思ったこと。



「やっぱり、評価はしすぎたらいかんな。」



まぁ、発表なんかではあらゆることを検査した上で

すべての可能性を否定して

ひとつに辿り着かなくてはいけない部分もあるけども



臨床ではそうではないなと。





外来専門の整形外科クリニックでは

症例選びに苦労します。


入院施設のある病院と違って

患者は週に1回しか来ない。

2回来れたらかなりツいてる。


それだけでも、一般病院の学生の1/3くらいしか患者と接することはできない。



それプラス。

突然のキャンセル



場合によっては

患者自身が来なくなってしまうことも考えられる。




そして、今回の学生ではその最悪のケースが勃発。


キャンセルが続き、結局来院しなくなってしまい




評価と治療合わせて、わずか3回しかできなかったと。




ですから、検査項目自体は不足はあったものの


だからこそ、どこにアプローチするか焦点を絞れて

それに対して色々と考えられてたかなと思います。



もちろん、それに対してもっともっと深められたよな~とは思いますが。





多分、これで時間がたっぷりとあってアレもコレも検査・評価していたら

情報量が多すぎて

どこからアプローチしていいのかワケわからなくなりそうです。

ってか、なるでしょう。





「悩んでこそ」って部分もあるかもしれないけど




なんだかんだで

「やってみないとわからない」部分もあるし

治療が一番の評価だからな~。





とりあえず、文献的なものだったりで一番可能性が高そうなものを調べてみて

その現象が確認できたら

治療してみて


検証してみる。




そういうやりかたもありかもななんて思いました。



一般的な実習だと

中間発表までに検査と評価を徹底して

中間発表後に

治療が始まって

最終評価ってことが多いけど



まず簡単に思いつくところから治療してみてってのもアリだと思う。




思考のクセをつけるのにも

ステップは必要。


いきなり全部の情報の中からなんて無理だな。







うむ。





まぁ、学生じゃなくても



検査のしすぎは良くないなって思う。




「検査・評価の多さ」は「迷いの多さ」

だと思います。





よく

「先入観は持つな!!」と言われますが


私は

「先入観を持て!!」」と教えています。






先入観を持ってやってみて

そこから色々考える。






先入観を持てるくらいに

それを極める必要があるなって思います。




野球で言うところの

「外角低め」

が必要なんだと思います。




一番打ち取れる確率が高く

打たれても長打になりにくいから

最小限のダメージで済む。



そういう投球の軸になるコースですね。


そこに投げ込んでみて

打者の反応を見てから

その後の配球を決める。




私の場合はそれが

「トリガーポイント」

ってことなんですけど。





だから、私は

とりあえず「トリガーポイント」を試してみます。



それで反応がイマイチだったら

色々と他の検査・治療もします。



それでも私が「トリガーポイント」と言い続けるのは


結局、「トリガーポイント」でなんとかなってしまうから

他のをするまでもないケースばかりだからなんですね。




でも、大事なのは

そこから打ち取るために

色々な球腫を色々なコースに投げ込めないといけないので




色々な治療を学ぶ必要はあると思いますけどね。









ボチボチ眠いのでこの辺にしておきますが(笑)




何が言いたいかっていうと


評価の多さは迷いの多さ


先入観を持ったほうが良い


先入観を持てるくらいにやり込む




ってことですね。







では!!