理学療法士・波田野征美の『波田ログ!!』

理学療法士の波田野がセラピストとしてトレーナーとしての日々

イチローの語る「怪我をしない身体」

どうも、Oriental Physio Academy代表理学療法士波田野です!!
http://oriental-physio-academy.jimdo.com/



先日のフジテレビ「ジャンクスポーツ」で

イチローが出演してましたね。




そこでイチローへの質問に

「ケガをしない秘訣」

ということがありますね。




そこでイチローが答えた内容がとても素晴らしかったと思います。



『人間が本来持っているバランスはある。』

『パワーとか勘違いして身体を大きくしたらアウト』


『色々なセンサーを体は発してる。それを教えてくれない体に自分でしている。』

『怪我している選手はたくさんいる。それには必ず理由がある。だけど、それも野球の一部だという風潮がある。そうじゃない。防ぐ方法はある。』






さすがイチローですね。



体軸理論の提唱者である高岡先生が常にイチローを引き合いに出すだけはあります。





本当にそうだと思いますよ。


人には本来持っている、持っていなくてはいけないバランスがある。


それが

「体軸」

ってことなんですけど



その体軸というものを持っていない人も多いし

持っていても

大きい筋肉にだけ捉われてしまい



重い負荷に耐えるということが目的になってしまった筋トレをして

結果的に軸を持っていた人でも

軸を壊してしまい

バランスを崩すというケースが数多くあります。



レーニングというのは

いかに体軸を崩すことなくパワーを出せるようにしないといけません。



これを

「レフパワー」と言います。



高岡先生自身も最近は

「すべてはゆるめること」といって

筋トレは必要ないと言っていますが




実際には筋トレは必要です。


ここでいう「筋トレが必要ない」というのは

プロアスリートは長年のトレーニングで鍛え上げられた筋肉が十分にあるから

あとは「ゆるめるだけ」

という意味でしょうし



一般人であれば、そんなに筋力は必要ないのだから

健康的でいるには

「ゆるめるだけ」でいいという意味でしょう。




しかし、プロでもないけどアマチュアレベルで競技などをしていて

そのレベルで競技力を高めようと思ったら

「レフ度」と高めながら

「筋トレ」で筋力をつけなくてはいけません。





私もそうですし

体軸系セラピストでそこそこ知られてる人も

受講生には「普段は意識の鍛錬だけですよ~。」なんて隠して言っていますが

実はジムに通ってガシガシ筋トレしてますからね。

それで普通にギックリ腰になったりしてましたしwww




そういう意味で

別に筋トレを批判するつもりはないですが

やるからには

軸を意識して、維持したまましっかりとやらなくてはいけないのです。





で、最近では

そういう話になると

体幹

ということになるんでしょうが



これも危険です。



巷に広がっている「体幹レーニング」で作られる意識は

「箱」です。




決して「軸」ではありません。

「体軸トレーニング」という言葉も出てきていますが

私が読む限りでは

従来の体幹レーニングとまったく、何一つ変わっていません。


「自由に四肢を動かせる体が体軸の通った体です」なんて説明がされてましたが


これ・・・体軸とは何なのかという説明は一切ありませんよねwww




サッカーの長友が体幹レーニングで結果を出したといわれていますが


これも長友だからです。

長友は「箱」として固まりやすい

体幹レーニングを

しっかりと

軸を維持したまま

「レフパワー」トレーニングとして実施できていたからでしょう。





同じことを「軸」がない人が

軸を意識せずに行えば

パフォーマンスも落ちますし

最悪、怪我をします。





軸がなくなり固まった体は


イチローの言う「センサー」が働くなるのです。






私自身も昔は体幹レーニングをやって

それこそ「ドローイン」なんてやってましたが

まったくパフォーマンスは上がりませんでした。



むしろ、トップアスリートの写真を観ていると

ここぞというときには

ドローインではなくて、腹を膨らませることが多く見られます。

まぁ、ここらへんの詳しい話はここではしませんが




それで私もドローインをやめたら

そちらの方が自転車の速度は速くなりました。



そして、怪我もなくなりましたね。






しかし、巷では

固めるトレーニングが広まる。



こういう現状を変えたいですね。


では~~。