理学療法士・波田野征美の『波田ログ!!』

理学療法士の波田野がセラピストとしてトレーナーとしての日々

「のれん会」の新たなネットワークビジネス

どうも、体軸コーディネーターの波田野です。



今日はビジネスの話。




みなさんは「ネットワークビジネス」というものを知っていますか?


いわゆる「連鎖販売取引」と言われるもので

要は人脈を使って

お友達に売りまくるってやつですね。



おそらく「ネットワークビジネス」に良い印象を持っている人は少ないでしょうね。

もちろん、私もです。




もちろん、「ネットワークビジネス」にもピンキリがあって

全部が全部悪いというわけではないでしょうが




少しやり方を間違えると

いわゆる「マルチ商法」というものになりますね。


みなさんご存知の「アムウェイ」とか「日本ベスト」とかですね。






まぁ、そんなネットワークビジネスですが



食品関係で

「のれん会」という会社が注目を集めています。・



恐らく、みなさんも一度・・・どころか何度も何度も見ていると思います。

「1坪ショップ」と呼ばれ

駅の構内を中心に期間限定でポツンと神出鬼没に現れるアレです。




アレを運営している会社なのですが


この会社がすごいですね。





どういう仕組みかというと


「のれん会」は


「良い商品は持っているけど、流通手段を持たない」

という中小企業の商品を

買取

それをのれん会が「一坪ショップ」という形で出店し

中小企業の代わりに販売までするという仕組み。






もちろん、中小企業は「のれん会」に入会金500万円と月会費10万円という

安くない金額を支払う形にはなるけれど


商品を「のれん会」が買い取ってくれ、しかも販売までしてくれるわけですから

中小企業としてはリスクが少ないわけですね。



一般的なネットワークビジネスではこのようになります。




力のない末端が商品を買い取り、流通もさせないといけない仕組み。


末端の会員はノルマを課せられているため、毎月一定量の商品を買わされる。

販売できない会員はどんどん在庫を抱えて、最終的に破産するということになります。



こうやって上位の会員だけが儲かるという仕組みになってます。



Win-Loseの関係になりますね。




それに比べたら「のれん会」のやり方ならば

Win-Winの関係になりやすいと思います。



まぁ、これ・・・

問屋業に近いと思いますけど。





世の中というのは

大きくわけて

「コンテンツ会社」



マーケティング会社」

があります。



「コンテンツ会社」は商品は持っているけど流通力がない。

マーケティング会社」は流通力はあるけど、商品がない。



だから、お互いに組んでいくわけですね。


いわゆる、大手企業というのは両方を兼ね備えているわけなんですが


中小企業はそうはいきません。

「のれん会」の社長がこう言っています。

「販売力のないメーカーに代わって商品を売る。メーカーには商品作りに専念してもらう!!」と。





これ・・・セラピストでも同じようなことが言えますね。




ここ1~2年はセミナーをする団体・個人が増えてきています。


これまで主流だった

PT協会主催のセミナーだったり

大手のセミナー会社は

流通力もあるし

講師も大御所というのがほとんどだったと思います。




しかし、世の中には埋もれているセラピストが多くいるわけですね。


実力もある

知識も豊富。


だけど、前線には出れないというセラピストが。


特に最近では協会を退会するセラピスト

そもそも入会すらしなかったというセラピストが増えていて

そういったセラピストは学会で発表だったりという機会がありませんから

尚のこと名前を売る機会がないんですね。


そういったセラピストは私のようにネットを駆使していくんですけど、それは置いといて。





とりあえず、個人レベルでやっているセミナー講師は

ビジネスモデルとして続けることが大変なんですよね。



私も去年はどの講座もほぼ満席となりましたが

今年はどうなるかさっぱりわかりません。



少なくとも、このまま個人でやっていたら続かないだろうなとは思ってます。

だからこそ、ホームページを作ってとりあえず団体を前面に出してきましたし


関西のEPochさんや愛知のASRINさんあたりとうまくやっていければなとは思っているんですがね。






で、個人レベルで活動している凄腕セラピストはもちろん


おそらく、乱立している「研究会」や「勉強会」。

こういった小さな団体も基本的には流通力を持ってないと思います。



こういった小さい団体も多くが「地元を盛り上げたい!!」という強い想いを持っているというのが

去年1年、地方を周って強く感じました。




こういった小さい団体や個人が潰しあうんじゃなく


力を合わせて、流通させていくようにする時代にしなくちゃいけないんだろうなと思います。


上の方々はそういった下の世代を潰すことを考えてますけどね。




現時点で流通力を持ったセミナー団体は

ド定番の大御所ばかりに頼るんじゃなくて

埋もれているセラピストを発掘していったり。



そうじゃないと、せっかく立ち上がった気鋭のセラピストも本当にそのうちジリ貧になってくると思うしね。



たぶん、それをやってくれているのは

EPochさんやASRINさんだけなんだろうなと感じています。


IRAなんかは正直、会長だけが儲かる仕組みになってると思います。






そういったネットワークの仕組みもそうですが




「のれん会」の実際の販売方法もユニークですね。




店舗を構えるのではなく、駅のスペースを借りて期間限定とかで出店する。

こうすることで保証金などの、通常の出店にかかる初期費用を格段に抑えられる。

しかも、駅などは人通りの多い一等地を安い値段で借りられる。

こういうスペースは売り上げの20%くらいを支払うということで売り上げに応じて家賃(?)が変わるので、リスクも少ないですね。


とにかく「ローリスク ハイリターン」」になってます。


ここでも「のれん会」の社長はこう言っています。

「来てもらう店ではなく、こちらから行く」と。



また、最初は駅ではなく商店街ですでに閉まっている店舗を借りていたとか。


ここでも、面白いのが

シャッター商店街は買い物はしてなくても、人自体は通る」という。






こういうリスクの少ない出店を


セラピストでもできないかな~?


なんて、考えているところです。



では~~。