理学療法士・波田野征美の『波田ログ!!』

理学療法士の波田野がセラピストとしてトレーナーとしての日々

軸プッシュの先にあるもの

どうも、体軸コーディネーターの波田野です。



体軸を伸ばしたり、強くしたりするペアワークとして

「軸プッシュ」というものをしています。




2人で押し合いをしていくわけで

受講生の方々はもちろんまだまだ弱いわけです。




そういった受講生の方々にアドバイスをしているわけですが

基本的には参考程度にしてほしいんですね。

別に私が適当なことを言っているわけではありませんよ。



ただ、私の軸プッシュの感覚というのは

あくまで、私の身体意識が反映されているわけで

身体意識の構造は人それぞれですからね。


私の軸プッシュの方法が

みなさんに当てはまるとは限らないんです。



そして、考えて欲しいのは

「軸プッシュの先に何があるのか?」ということなんです。


もちろん、みなさんはセラピストですし

施術が上手くなるために

体軸のワークに取り組み

軸プッシュに挑んでいるわけですが



実は私は違うんです。

こういうこと言うと怒られそうですが(笑)

杉長さんとの対談でも言ったように

私がPTになったのはトレーナーになりたかっただけだし

勉強も患者さんを治したいからというよりは

自分が野球や自転車をもっとうまくなりたかったからなんですね。


そしたら、ついでに治療がうまくなっちゃった・・・ってだけなんですね。



ですから、私の鍛錬は今でも自転車のためですし

軸プッシュも自転車が速くなることを意識してやってるわけですね。



どういうことかというと、たぶん数ヶ月前の絶好調だった頃の私の軸プッシュを喰らったことがある人はわかると思いますが

あの頃の私は高岡先生の言う支点揺動とかその他諸々の身体意識を使ったりとか難しいこと考えずに

すべてを蹂躙するかのような突進力で押していたと思います。
もちろん、無意識に、オートマチックに支点揺動とかが発動していたと思いますが。



んで、今の私は

絶不調なわけですよ。


リアレバーが全然効いてないのがわかるんですね。


それらができなくなった原因は色々あると思うんですね。


単純に仕事量の関係で

体軸のワークや自転車の練習の時間が激減したりもあるでしょうし

それに伴う精神的なストレスだったり

プライベートでのストレスだったり

色々な環境だったりが

身体意識を乱したりもするわけですね。



なんで、軸プッシュでも押せるようになるために

色々と考えながらやってるわけですが

そんなことはしなくていいんだなと気が付きました。



というのも、そもそもの目的が

「自転車」なので

軸プッシュで押せるようになることが目的ではないわけですね。


だとしたら、大事なのは

自転車に必要な押し方で

軸プッシュを押せるようにならないといけないわけです。


で、自転車に必要な意識としては

やっぱり、リアレバーを使って

バ~~ン!!!と突進していく形が欲しいんですね。


その感覚がないまま軸プッシュで勝てたとしても

私にとっては意味がないんですね。


逆にいえば、その感覚がしっかり出れば

とりあえず、負けてもいいわけです。

もちろん、それでどんどんと強くなっていくつもりですが。


戦略としてはうまくないのですが

それでいいと思ってます。


高岡先生の「勝利をよぶ身体」を読んでいただければわかると思いますが

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レスリングの吉田沙保里は徹底的にタックルに特化してるんですね。

それ以外の技術は決して世界一とはいえないものらしいです。

で、色々と研究されているはずなのに

対策はいくらでもあるはずなのに

現在進行形で最強を欲しいままにしているのは

その唯一の武器ではあるタックルが

そういうものを無意味化するほどに圧倒的な破壊力を有しているからなんですね。

単純な力勝負に持っていけてしまうところなんだと思います。



サッカーで怪物といわれたロナウドに至っては

センターがないんですからね。

一番大事だといわれているセンターがないにもかかわらず

その他の身体意識の構造で相手の選手たちを吹き飛ばしたりしていたわけですよ。

ロナウドの場合はセンターがないせいで、その後見事に没落していってしまったのですが。



そんなわけで、軸プッシュというものに関しても

同じなんです。


みなさんの身体意識の構造に合わせてだったり

どういう身体構造になりたいのかとか

そういうものをしっかりと持った上で

軸プッシュをしてほしいんですね。




レフリハでもレフ・ラフの例え話で

バスケのフリースローの話をしました。


ラフなフリースローというのは

「どんな形でもいいからゴールに入ればいいや。」という考えで適当に放るシュート。

レフなフリースローというのはゴールに入れるために必要な角度、力加減などなど

あらゆる要素を考えた上でシュートを打つこと。


で、ここで考えてほしいのは

シュートの決め方ですね。

リングにスパっと入れるのか

それともボードに当てて入れるのか

軌道は高いシュートが得意なのか

低い軌道が得意なのか


それによって、全然違うわけですね。


場合によっては、オレが決めたいのはフリースローじゃねえ!!

オレが決めたいのはダンクなんだよ!!ってこともありえるわけですね。

だとしたら、ダンクを決めるのに必要な要素はなんなのか。

ダンクもゴール下でパスをもらって決めるようなインサイド系の選手になりたいのか

それとも、自分でドリブルで切り込んでダンクを決めていくような選手になりたいのかなど



色々なタイプがあるわけですね。



治療でも同じなわけですね。


治療テクニックによっては

必要な意識が違う場合もあるし

セラピスト特有の意識の構造を生かしたほうがいいわけです。



場合によっては軸プッシュの強さなんて関係ない治療もあるんじゃないかって思うわけです。


その点に関しては私の治療は軸プッシュの強さが反映されるので、私は軸プッシュで負けるわけにはいかないんですがね。




まぁ、今回はそういったことを考えてほしいなと思った所存です。



では!!!






レフリハのセミナーはこちらで。

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1月からは「TLテクニック レベル1」の第2期が始まりますよ。

4月からはレベル2の第2期です。


第1期は40名のセラピストが受講して、みなさん現時点で持っているテクニックの精度、治療効果が上がったと良い反応を頂いております。


色々と勉強してきたけど、現状を打破しきれていないというセラピストの方hレベル1だけでもいいので受講してみてくださいね。

確実に精度が上がります。


経験年数の浅い方も、レベル1で土台を作って、レベル2で実際的なテクニックを覚えてみるのもいいですよ。