理学療法士・波田野征美の『波田ログ!!』

理学療法士の波田野がセラピストとしてトレーナーとしての日々

理学療法士の底力~不思議テクニックはいらない。結局は筋系アプローチで症状は取れる~

どうも、体軸コーディネーターの波田野です。



最近、理学療法士の底力というか、可能性というものを本当に強く感じております。



いや、だからといって理学療法の勉強をしていればいいとは決して思いませんけど。




どういうことかというと・・・


最近、色々な概念がありますよね。


「筋肉」

「骨格」

「内臓」

「経絡」

「意識」

「エネルギー」

「感情」

「霊」

などなど。



理学療法士が主に関るのは「筋肉」と「骨格」ですよね。
一部に「内臓」といった内部障害系もあります。
ここらへんは近年流行してきている「代替医療系」の人たちからは「抽象度が低い」と言われたりしますね。

中には露骨にこき下ろす人もいますが、私は抽象度の高い・低いは「優劣」ではないと思っています。


私は一番得意としているところは「筋」です。
逆に苦手としているのが「骨格」です。「関節モビライゼーション」とかは苦手ですし、結局苦手なのはそれほど好きではないからです。
別に「骨格系」の施術がダメというわけではなくて

何が言いたいかっていうと

セラピストそれぞれの世界観というものがあって、それをしっかりと大事にしていけばいいわけで、関係性を捉えるということが重要なんです。



私は「筋」以外には「経絡」という考え方が多くを占めています。







んで、ここからどうやって冒頭の「理学療法士の底力」まで持っていくかというと・・・(汗)




結局は理学療法士が得意としている筋・骨格系という概念に反映されるということ。


例えば、私が得意としている「経絡」ですけど

鍼灸師の人たちは「気の流れ」と説明するし、そうだと信じ込んでいるわけじゃないですか。


いや、別にそれでもいいんですよ。
それがその人たちの世界観だし、それできっちりと治しているのですから。



ただ、じゃあ「経絡」って何なの?って考えたときに


「アナトミートレイン」で言われる筋膜連鎖にそっくりなわけですよね。
これは「アナトミートレイン」の第2版でも言われています。


だからといって、じゃあ「経絡」は「筋肉」なのかというとそうではなく。



ツボというものは研究で「ツボの71%がトリガーポイントと一致する」という報告がでています。
でも、経絡上のツボである「経穴」が必ずしも対応している筋膜連鎖上の筋肉のトリガーポイントかというとそういうわけでもなく、トリガーポイントは経穴以外にも経絡上から外れた「奇穴」なんかとも一致してることが多いです。

んで、経絡上の「経穴」はトリガーポイント以外にはどういう箇所なのかというと、血管や神経の密集しているところに多いんですね。


だから、経絡=筋膜連鎖ではないんだけど・・・結果的には血管や神経を介して、筋膜連鎖に影響を及ぼすシステムなんだろうなと思います。





んで、他にも「内臓」との関係性なんかも、やっぱり同一の神経支配レベルに相互に影響をして

内臓の機能異常が筋・骨格系に異常をきたしたり、逆に筋・骨格系の異常が内臓に異常をきたしたり。

だから、経絡を使って内臓機能の改善ができたりするし。



感情とかだって、感情によって姿勢が変わったり、ストレスが自律神経に影響を与えれば、それは内臓機能に影響を及ぼして、結果はやっぱり筋・骨格系の症状としてでるわけで


さすがにエネルギーがどうとか、霊がどうこうとかまでいくとよくわかりませんが

それで症状が出るってことは結局は身体の中のシステムに影響を与えるわけで、やっぱり筋・骨格系に症状をきたすんじゃないかって思うわけです。




そういうことを考えると、症状を改善させるには「筋骨格系」を突き詰めていければ絶対に大丈夫なわけで、それはまさに理学療法士の分野だなって思うわけです。


ただ、問題はほとんどの理学療法士の人たちがそこらへんを突き詰められなかったり

あとはそれぞれの概念を知って、関係性を捉えるきっかけを持っていないということなんじゃないかなぁと思うのです。


それができれば、魔法のようなテクニックなんてなくても、様々な症状の患者さんに対応ができるわけですよ。



だからといって、「感情」とか「エネルギー」とかを勉強する必要がないとは言いませんよ。

そういう視点が好きな人はその世界観を大事にして欲しいです。
ただ、それをしっかりと理学療法的な視点に落とし込めると、治療の確実性ってのは一気に高まるはずです。





危ないのは「感情」とか「エネルギー」とか不可視なものの話ができると

「すごくなった気がする」という点なんです。


そこらへんにしっかりと介入できて、治せるのなら好きなだけ言っていただいてけっこうなんですけど


多いのが「感情」とか「過去世のカルマ」とか「トラウマ」とか

言うだけいって、何もできない。

そうやって、自分で介入できない部分の「せい」にしているだけの人が多すぎるんじないかなと思うのです。



それだと、いつまで経っても上達はしないなと思います。





まぁ、それだけでなく「筋・骨格系」にしても

「いかに患部を触らずに治せるか」というのが目的化しすぎてしまっているのも私としてはなんだかなと。



もちろん、その患部にストレスを与えているような姿勢や動作などがあるから、それを取り除くことで症状が改善されることも多いのですが

やはり、直接的にアプローチしないと改善しない不可逆性の組織もあったりするわけで

「患部に触らずに治す」「全身調整」だけに気をとられすぎると、結局治せないわけですよ。



「包括的」や「統合的」というのは

「局所」も含めての概念なわけですから

しっかりと「何が症状を起こしているか?」もしっかりと知らないとなと思います。






そんな感じです。






レフリハはそういった点から、わざと抽象度の低い「筋系」が直接的に引き起こす症状とそれの取り除き方を「部位別」でお伝えして

そこから、少しずつ抽象度を高くしていって

それぞれの関係性と捉えられるように

構成されています。


いきなり複雑なことはいたしません。


「これさえやっておけば全身が変わるんだから、とりあえず何も考えずにやっとけ」なんて、乱暴なことは言いません。




そんなレフリハに興味がある方は

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