理学療法士・波田野征美の『波田ログ!!』

理学療法士の波田野がセラピストとしてトレーナーとしての日々

理学療法士の地位向上は?

どうも、体軸コーディネーターの波田野です。




数年前から理学療法士協会は

「認定理学療法士」や「専門理学療法士」を取得させようと働きかけてますね。

一応、名目は

理学療法士の地位向上でしたっけ?

ちゃんと勉強してますよ!!っていう。

よくわからないですけど。




もちろん、僕はまったく興味はないので

単位取得はしてません。


そもそも、PT協会を退会しましたしね。



だって、意味ないし

そもそも、逆に危ないんじゃないかなぁとも思います。



こうやって資格を持っているほうが待遇に差が出るかもしれない!!なんて言われたりもしますが

なるわけないでしょ。


仮に差が出たとしても、良い方向ではなく

資格を取得しなかった人達が不利になるように働くだけなんじゃないでしょうかね?



国は診療報酬を下げる理由を探しているわけですから



つけ入る隙を与えるだけなんじゃないですか?




じゃあ、そうならないように取っておきなさいって意見もあるでしょうが



そんなネガティブな理由で取得したって


クソの役にも立たないでしょ。





大体ね。


地位向上のアピールを

国にしたって意味がないんですよ。



理学療法士の地位が低いのは

単純に


世間への認知度の低さですよ。





世間の人は理学療法士なんて職業知りません!!!



私なんかも患者さんに「こういうのはなんていう仕事なんですか?」ってよく言われます。


理学療法士です!!」なんて言っても

「ん?医学療法士?」とか言われますし


「整体とは何が違うんだい?」なんて言われます。



まぁ、そんなもんなんですよ。


理学療法士なんてのは。




いや、別に私は理学療法士がダメだなんて言うつもりはありませんよ。



むしろ、理学療法士の学校レベルでの教育カリキュラムは

本当にしっかりしていて

他のセラピスト職種に比べたら

土台が全然違うんですよ。


本当にレベル高いです。


ただ、卒業後が問題なんですよ。



すごい狭い世界でしか生きてないから

伸びないですよね~。


伸びるきっかけがないっていうのかな?


もちろん、理学療法は本当に素晴らしいし、それを突き詰めれば相当なレベルになります。

ただ、履き違えないで欲しいのは

可能性は理学療法だけではないということです。




私なんかはよく「どうやって、そういう治療の情報を手に入れてるの?」なんて言われますが


そんなんわかりません。


患者さんを治すということを真剣に考えていたら

理学療法士であること」なんかに拘ってなんかいられないし


理学療法士であること」に拘っていたら

治せる患者さんも治らないんですよ。




私は理学療法士である前に、

セラピストです。


理学療法」が目的化してちゃ本末転倒ですわ。



だから、「理学療法士っていうのはですね!!」なんて説明しません。


「まぁ、どれも同じようなもんです。」としか答えません。






じゃあ、そんな差別化が難しい

セラピスト職種の中で


何故に理学療法士だけがこんなに肩身の狭い思いをするのかというと・・・





そもそもが「医師の下」というクソくだらない前提があるからですよ。




だってね。

医者が治らないと言っていた症例を何人治してきたでしょう?

医者が「オペが必要だ。」なんて言ってきた症例を何人オペをしなくてもいいようにしてきたでしょう?



たいした評価もせずに、ただレントゲンを撮って

それっぽく「ん~、椎間板が狭くなってるからね。」とか「膝の関節が磨り減ってるからね。」なんてありえないですよ。


そういう患者さんも理学療法士が評価してみたら

症状が椎間板の問題や関節の問題だったことなんてほとんどないじゃないですか?

少なくとも、私は7年間の臨床生活でそういった症例に出会ったのは10人にも満たないんじゃないでしょうか?


そういう意味では私の今の職場は院長が優秀で助かっているんですがね。


とりあえず、

そんな現状なのに

理学療法士に開業権がないとかありえないです。



もちろん、開業ができますけど

理学療法士」という名称が使えないとか

本当にありえないです。



そんなんで理学療法士の地位が上がるわけないじゃないですか。



それなのに、去年だったかな?今年だったかな?

PT協会の会報で


半田会長が「医師の処方の下で・・・」なんて

クソッタレな発言をかました時点で


本当に嫌気がさしましたよ。






話は最初に戻りますが


そうやって、理学療法士の職域自体が狭い世界に押し込まれているだけでも

ヤバイのに。



そんな狭い職域の中で


「専門」だとか、「認定」だとかで

さらに狭い世界に押し込めようとか

話にならないですよ。



ただでさえ、「包括的医療」とか「統合的医療」というものを

国が推し進めることを発表しているのに


逆のことしてどうするんですか?





一説によると、医師が専門で分かれているから

理学療法士も医師に合わせて専門を作るという理由もあるみたいで



それじゃ、結局医者の都合の良い理学療法士にしか育たないじゃないですか。



大事なのは医者が見落としてることを

「それ違いますよ。」って言えちゃう療法士を育てることでしょ。



まぁ、直接的に医者に言わなくても


医者の説明と違うことして治しちゃわないとね。






そのためには徹底的に理学療法を勉強してもいいし


場合によっては代替医療とか東洋医学を取り入れてもアリです。



少なくとも

「認定理学療法」や「専門理学療法」の資格を取ることではありませんよ。



では!!!