理学療法士・波田野征美の『波田ログ!!』

理学療法士の波田野がセラピストとしてトレーナーとしての日々

本当に治療院を成功させてるの?

どうも、体軸コーディネーターの波田野です。




今日は治療院開業についてです。



最近は本当に治療院経営を考えるセラピストが増えましたね。


私自身も一時期は強く開業を考えていたので、その気持ちはわかります。

でも、今はそれほど強くはありません。

もちろん、開業したい気持ちもあるので選択枝としては残していますが。


なぜ、そうなったかというと・・・

今の職場がとても良いからです。


給料としても、雇われ理学療法士としては破格の額を提示していただいています。

それでも「本当はもっと出したいけど、まだ1年だからこんなもんで。」とも言われています。


もちろんね。

今後の診療報酬の改定などで保険制度が崩壊していけば

今後の待遇は下がる可能性大ですが


働きによっては、もっと上がる可能性もあるわけです。

やり方次第で。



それプラスで今は講師のお仕事も頂いておりますので

まずまずの収入になっています。


別に私は何千万も稼いで、遊びたいわけではないのでね。

普通に家族を養えればいいのです。
まぁ、現時点では独り身なのでなおのこと収入面では困ってません。



もちろん、収入だけでなく

仕事の内容としても、今の職場では好き勝手やらせていただいてます。

院長も「君たちが働きやすいように、好き勝手やってくれて構わない。」と言ってくれています。


治療内容も口出しされることなく

私も堀江くんもTLテクニックを使いまくってます。

しまいには「普通のPTはいらない!!」なんて言っていますから、本当にすごいことです。




そんな感じだから、別段リスクを犯してまで開業する理由がないのです。



もちろん、そういったリスクを少なくするためのビジネステクニックがありますし


実際に開業講座を開催しているご高名なセラピストの方もいますが





僕はちょっと待ったと言いたいところです。



よく、「普通じゃ選ばれない。」なんて聞きますが


一概には言えないなと思います。


普通って何なんですか?


マッサージとかですか?

マッサージとかじゃ成功しないんですか?

マッサージでも成功してる人はいますよね?
ちゃんと個人店で。




多分ね。

普通の経営方法じゃ成功できないのは

普通の商品を持ってないからなんじゃないですかね?



「普通」であることにコンプレックスを持ちすぎて、変り種に拘り過ぎて

一般ウケしなかったから、リスクの高いやり方しかできなかったんじゃないですかね?


いくら結果が出ようがね。

「変り種」はあくまで「変り種」。

それだけで、そもそものパイの数が圧倒的に少なくなるんですよ。

どんなに質の高い商品を持っていようが、まず買ってもらえなきゃしょうがないですよね。


逆に受けやすい「普通」のものを提供して、受けてもらえれば違いがわかるようなレベルの施術があったほうがリスクは下がる気もするんですよね。


大抵の理学療法士が失敗しているのも結局「マッサージ屋さん」だと思われたくないという意識が強すぎて

一般の人の視点に合わせることができずに、中途半端なものしか提供できてないからだと思うんですよ。



とりあえずのフロントエンドとして、視点が低くて不本意だろうがなんだろうが、まずは受けてもらって、そこから自分が本当に売りたいハイエンドを買ってもらえるように

クライアントを育てていけばいいのに。




大体ね。


本当に治療院を成功させているのか疑問です。



「僕の収入は何千万です。」だなんて言ってたりしますが



その収入のほとんどがセミナーでしょ?


治療院の収入はいくらなんでしょうね?

週3日しか営業してない。
新患は受け付けてないとかってのも耳にしていますし。



どう考えても、治療院の収入はたかが知れてるんじゃないですかね。



それでね。

「治療院経営の成功者」だなんて正直言ってほしくないなと思うのですよ。


経営者としては確かにそれなりに稼いでいるみたいなんで、才能はあるのだろうなとは思いますが

「治療院経営」の講義をされるのなら

しっかりと自分の治療院を運転させた上で「治療院経営の成功者」と言ってほしいですね。


弟子の方々もたくさんいらっしゃるみたいですから

その弟子たちを働かせて、治療院を大きくしていったらいいのに


強引に開業を焚きつけるだけ焚きついておいて

あとは放置なんですから、本当にひどい話だと思います。




「何千万」もあくまで年商で、自分の手元に残ってる年収がどれだけあるのかも怪しいですしね。






あとは、開業している人なんかは


雇われ=ぬるま湯・甘い・覚悟がない

独立=シビア・ガチ・覚悟がある


だなんて、二元論で話す人がいますが




私から言わせれば


独立しなきゃ覚悟ができないとか言っている人間はね。


自分のことしか考えてない人間ですよ。


なんで、組織に属してたら甘いんですかね?


逆に組織に属しているからこそ、自分の働きが他のスタッフの生活を左右する可能性もあるわけですよ。
私みたいに小さい個人のクリニックで勤務しているとなおさらね。


だとしたら、組織に属しているからこそシビアになる部分もあるわけですよ。



覚悟ができないのを環境のせいにしてるんじゃないって話ですよ。







なんだか、言いたいことがわからなくなってきましたがね。




確かに僕は開業しているわけではないので

実際の経営の実情はよくはわかりませんよ。



でもね。

少なくとも、最近の開業の風潮や、それに対するメンタリティだったり

一部の人が言っているビジネス手法には

疑問を抱かざるを得ません。

だって、その講師の人が治療院自体を成功させているとは思えないんだもの。


私も開業を考えていたので、それなりに経営の本も読みましたし

ちゃんと治療院を何店舗も持って、成功させたセラピストの方の本などを読んでいても

その人たちがみんな変わったことをやっているかといったらそうでもないんですよ。

治療内容自体は案外普通だったりするんですよね。



だからね。


これから、開業を考えている人たちは

もう少し冷静になってみてもいいと思いますよ。


経営手法にしてもそうだし


組織に属していても、それが短絡的に組織依存とは言えません。
組織の一員としての自覚を持って、働けば報われる可能性もありますし。


僕はとりあえずは今の職場もそうだし、ホリスティックヘルスケア研究所に可能性を感じていますから

そこを確実に盛り上げて、組織に属していても

しっかりと収入などを上げていけるということを

実証してみせますよ!!





では。