理学療法士・波田野征美の『波田ログ!!』

理学療法士の波田野がセラピストとしてトレーナーとしての日々

腰痛は痛む時間でアプローチを変える。

どうも、体軸コーディネーターの波田野です。


ここのところセミナー情報ばかりでしたが

久しぶりに治療の話でもしましょう。




整形外科で働いていると

腰痛の患者さんによく出会います。

そんな腰痛。

今日は痛む時間についてお話しましょう。



大きくわけると3タイプ。


朝、起きたときに痛むタイプ


夕方に痛むタイプ


夜、寝る前や寝ているときに痛むタイプ。



さぁ、この3タイプの違い

どう考えるかというと・・・



経絡で考えます。



東洋医学では経絡にはそれぞれに対応した時間があります。


腰痛に限りませんが

今回のテーマで言えば


朝痛む人は胃経と脾経

夕方痛む人は膀胱経と腎経

夜眠る頃に痛み人は胆経と肝経が関係しています。




胃経と脾経は身体の前を通る経絡。

膀胱経と腎経は身体の後ろを通る経絡(腎経は一部前面ですが)

胆経と肝経は身体の側面を通る経絡。





で、このときにどうやってどの経絡を治療するかを判断するのかってことですが・・・


痛みが出ている箇所で判断してもいいんですけど


私の場合は痛みが出る動作で判断します。


例えば胃経と脾経が滞っている場合は伸展動作に制限が出ます。

膀胱経と腎経が滞っている場合は屈曲動作に制限が出ます。

胆経と肝経が滞っている場合は側屈や回旋に制限が出ます。



痛みの箇所に関係なく、痛む動作をしているときに制限されている経絡を治療します。



経絡治療とはいっても、難しい治療ではなく

基本は筋肉系のアプローチで経絡治療していきます。



これでかなり腰痛は改善します。



症状と痛む時間、経絡の関係はもちろん100%ではないかもしれませんが、かなりの確率で一致します。
もちろん、それに対応した内臓の不調なんかも改善します。


私の経絡セミナーを受講した方も患者さんにこの考えで治療したら

腰痛も改善したし、胃の不快感も改善したようですし


私の患者さんでも朝が一番痛いと言っていた患者さんがいて、痛む動作は伸展動作で、洗濯などで腕が上に挙がらないといっていました。
腹診でも胃が固い。

まさに胃経。
というわけで、胃経を調整したら伸展動作ができるようになって、上肢も挙上できるようになりました。


他にも胆経や肝経、膀胱経や腎経との一致したケースも多々あります。





そんな感じで



腰痛というと、腰周辺の治療だけで

いまひとつ改善しきれないという方がいたら



こういう視点で治療してみてくださいね。



では!!!