理学療法士・波田野征美の『波田ログ!!』

理学療法士の波田野がセラピストとしてトレーナーとしての日々

可能性の示唆か、それとも頭が固いのかの違い

どうも、体軸コーディネーターの波田野です。




最近は、「エビデンス至上主義」が推し進められているかと思えば

東洋医学とかも、すんなり受け入れて「治ったもん勝ち」っていう流れもあり


良い感じになってきているのかなぁなんて思うこのごろです。




私はどっちなんでしょうねぇ?


僕もどっちかというと、感覚重視なんですよ。



そりゃ、そうですよね。

エビデンス至上主義だったら


高岡英夫大先生の「身体意識」にハマったりはしてませんよ(笑)



他にも、経絡だとか、気とか



エビデンス至上主義のセラピストが「胡散くさい」といって

相手にしないようなジャンルの内容も

ちゃんと信じてます。





んで、今日は何が言いたいかっていうと


上述のように東洋的な考えを「胡散臭い」で一蹴しちゃうようなセラピストは

「頭が固い」セラピストです。


我々はそれを「抽象度が低い」と表現しています。


でも、それが悪いとは思ってません。


だって、抽象度が低くたって

その抽象度の低い戦場で

命がけで戦って

ちゃんと成果を出している人だっているわけですから


そのポジションでしっかりと

治療を「深めている」人たちです。



私はそれを否定なんてできませんよ。





んで、逆の「抽象度が高い」人たち。


こういう人たちは頭が柔らかいんで

思考も柔軟です。

色々なことを偏見なく取り入れられます。



でも、だからといって良いわけではなりません。



思考が柔軟な分

不安定さもでてきます。

色々な情報に振り回されやすくなります。


それに、イメージ先行しすぎちゃって

それはそれでバカっぽいかなぁとも思っちゃうんですよね。


もちろん、その抽象度の高いイメージの世界で

しっかりと深められればいいわけで。





もうね。

どっちもどっちなんですよ。

大事なのはバランスだと思いますね。


民間セラピストの場合は国家資格系のセラピストが持っているような解剖学の知識がないぶん、先入観なく色々な知識を受け入れられる反面

なんとなくのまま治療しちゃってる人も多いし。


国家資格系セラピストが解剖学とかの知識があるから土台があって伸びる分、先入観が勝ちすぎて

新しいことに取り組みにくかったりね。






私なんかも

けっこう、抽象的なことやったりしますが

そういう勉強をしていく中で

改めて、理学療法士ってすごいなぁと感じているわけですよ。


理学療法士」って枠で収まるつもりはないので

「体軸コーディネーター」と名乗ってはいますが

それでも、「理学療法士」という事実は変わらないわけで

理学療法士の武器はちゃんとあるわけで、それは生かさないとなんですよね。


んで、理学療法士の武器は何かって言ったら

さっき書いたような「知識の土台」だと思うんですよね。
あとは臨床経験の豊富さとかかなぁ。


ほとんどの理学療法士がその武器を生かすことなく、エビデンスの世界だけで治療しているってところですかね。



やっぱり、そういう知識の土台を生かして

なんだかよくわかってない東洋医学の考え方とかを

西洋の科学で解き明かしていくってのが

大事なんじゃないの?って思います。





まずは受け入れること。

そういう考え方があるんだぁって。



あとは、そこから「何でなんだろう?」って考えていくこと。


決め付けすぎるのもよくないですが


「これってこういうこと?」って疑問を持つことはいいです。


それは「可能性の示唆」ですから。

その可能性の正当性を示すために

色々と勉強したり、試したりするわけです。


だから、成長するんです。

間違ってたって、いいんです。

そのつど修正すれば。


イメージだけで終わらせるのはちょっとナンセンスかなと思います。




では。