理学療法士・波田野征美の『波田ログ!!』

理学療法士の波田野がセラピストとしてトレーナーとしての日々

鑑別の入門書

どうも体軸コーディネーターの波田野です。


基本的に波田野はセラピスト色が強いわけではなく、どちらかというとトレーナー系だと思っているわけですが

外来整形外科クリニックで理学療法士として働いている以上は、やはりセラピストとしての勉強もしないといけんわけです。

んで、当たり前の話ですが・・・

鑑別が非常に大事です。

外来整形外科では理学療法士の鑑別が重要になってきます。ってかそれがすべてです。

言っておきますが、お医者さんはそんなことしてませんからね。
松本不二生医師のような一部の医者はちゃんとやっていると思いますが

大半の医者はレントゲンを撮って「関節が磨り減ってるからねぇ。」とか「背骨の間が狭いからヘルニアだねぇ。」と

もっともらしいことを言って、とりあえずの診断名をつけてるだけですよ。

だから、医者の診断を鵜呑みにいちゃ絶対にいけないんですが

それをわかってない理学療法士が多いんですよねぇ。

膝のOAっていう診断名で患者さんを回されれば

バカの一つ覚えみたいに「関節への負担を減らすために四頭筋強化」ばっかですね。

あとは関節の動きが悪いからモビライゼーションとかですかね?


膝だけじゃなく、腰もそうだし、肩や頚なんかでもそうですね。


診断名でしか診てないんですよね。

そんなんでよく臨床実習合格できたな!!と不思議です。
って言っても、指導している理学療法士がそのレベルなんでしょうから仕方ないんですがね。




んなわけで、医者の診断を鵜呑みにして治療しているだけでは

患者さんは治せませんよ。


「外来整形外科で働くのは初めて」という同僚が

「外来整形外科はリハビリじゃ何もできないんだね。」と打ちひしがれていたのは、そういう理由です。

総合病院なんかで担当するような患者さんは

脳卒中でオペしましたとか

関節のオペしましたとか

因果関係がわかっているんで

結果はそれなりに出しやすかったのかもしれませんが



外来整形外科では基本的には不定愁訴なので

因果関係がはっきりしにくいんですね。

だから、リハビリのままでは結果が出ないんです。

リハビリではなく、治療じゃなくちゃいけないんですね。


その治療をするためには鑑別です。



少し話しは変わりますが、

そこらへんが理学療法士の地位を上げていくポイントにもなってきます。


PT協会なんかは「リハビリやってたら、こんな効果があったよ~。」と必死にアピールしていますが

医者の下が前提であるうちは絶対に地位は上がりませんよ。


そうじゃなくて、「医者なんて必要ないんだけど。」って言わないと。


私なんかは医者が「治らない」って言っていた患者さんを何人も治してきてますよ。


だから、私は「医者は別に必要ない!」と言えるんです。


そういったセラピストが増えれば理学療法士の地位は上がりますよ。

仮に、制度上の地位が上がらなかったら

保険下から抜け出しちゃえばいいだけですからね。





そういうわけで、医者が「関節が・・・」とうるさいせいもあってか

理学療法士も関節にばっか目を向けてますね。

症状を出す組織はたくさんあります。

皮膚や神経、筋・筋膜、内臓、メンタルとたくさんね。


ひとつひとつ丁寧に勉強するには膨大な量があるので


とりあえず、ざっくりでもいいので

こんな本はいかがですか?

図解入門 よくわかる痛み・鎮痛の基本としくみ (How‐nual Visual Guide B.../伊藤 和憲

¥1,785
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ざっくりですけど

痛みの生理学的なメカニズムから

症状によって、内臓も含めたどの組織のどういう病変が考えられるのかが

非常~にわかりやすく書いてあります。



この本で「そういう視点もあるのかぁ・・・」と鑑別のきっかけ作りをしてみるといいと思いますよ。





そういう私も筋・筋膜系以外はまだまだ疎いので

もっと勉強します。


では!!!