理学療法士・波田野征美の『波田ログ!!』

理学療法士の波田野がセラピストとしてトレーナーとしての日々

挑戦状代わりにブログタイトル変えてみました。

けっこう前に自分の肩書きについて悩んでいる旨を書きましたが


昨日、これでいこうと思いました。

「体軸コーディネーター」



色々と考えてましたよ。


姿勢からアプローチが好みだから、「Style」つけようとか

セラピストだから「Stykeセラピスト」かとか

でも、セラピストでやっていきたいわけではないからなぁとか。


んで、気付いたんだけど

なんで姿勢からアプローチしてるのかなとか考えると


結局は「楽したい」んですわ。

ムキムキに鍛えて、力強く動きたいわけじゃなくて

無駄な力を使わずにフワフワと巧みに動きたいんですわ。



そのためにはやっぱり「体軸」なんですよ。



まぁ、比較的ガッチリ体型の私が

「筋力じゃない!!」なんて言っても、全然説得力ないかもしれませんが


自分の中では自転車ロードレースを始めたのが大きいですよ。

自転車ロードレースみたいな競技って、私みたいな体型は向いてないんですよ。

細身の選手は「波田野さんみたいな恵まれた体格が羨ましい。」なんて言われますが

結局、ロードレースなんて山や坂で登れる人間が勝つだけなんですよ。

だから、私みたいな選手はド平坦のレースしかまともに走れないんですわ。


体重減らそうにも、元々骨格が大きい上に、野球部時代に鍛えに鍛えまくって

ピーク時に106kgまで大きくなった身体を動かしていたんで、筋肉量がすごいんですわ。

練習しながら筋肉量も落とさないとで、それはもう至難の業ですよ。


だから、私は徹底して身体の使い方の無駄をそぎ落としていったんですよね。



んで、そぎ落としていく過程で「体軸」の存在に気付いたんですよ。




おかげで、練習量が少ないし、負荷量も小さいながら

走力は体軸に気付けていない筋力主義の人よりも

遥かに成長していると思います。




もちろん、体軸ってのは

脊柱のことじゃないですよ。



イントラ系の人や、理学療法士なんかでも

半端にエビデンスが発表されちゃっているもんだから、

腹横筋働かせて、インナーユニットを働かせれば

脊柱は安定してパフォーマンスが上がるなんて勘違いしちゃってる人がほとんどですが



はっきり言っちゃえば、腹横筋は姿勢制御には関ってませんよ。

腹圧を高めることで腰椎部の安定性は増すかもしれませんが

ドローインでは効果的な腹圧の上昇は望めませんよ。

腹部を固めるだけで、逆にパフォーマンス落とします。


私も最初はドローインを信じていましたが

ドローインを解除したほうが、自転車は楽に進みます。

世界トップクラスの自転車選手もここそというときは腹が出てます。

以前、某超人気の体幹ピラティスインストラクターにこのことを尋ねたら

「でも、膨らんでるんだけどカチカチなんですよ。なんでかわからないんだけど」って答えてましたが

私にはもうわかってますよ。



軸ということに関しても

脊柱の軸なんてのは、あくまで初歩でしかないんですよ。

ただの前提。

体軸は何本もあるんですよ。

それを自由にコントロールできるかがパフォーマンスにつながる。



たぶん、人気のイントラもそれをわかってないですよ。


トップアスリートが体幹のトレーニングをするだけで、パフォーマンスがある程度上がるのは

彼らは体軸の存在を教えられなくても、感覚的にわかっているから

体幹を鍛えるだけでいいんですよ。



だから、トップアスリートを指導している=優秀なトレーナーではまったくないんですね。


トップアスリートは誰がトレーニングしても、トップアスリートです。




そんな何本もある体軸ですが、今までは感覚的・観念的でしか捉えられていませんでしたが

実はちゃんと西洋医学的に説明できます。

それをここで教えることは私のネタをバラすことになってしまうので教えませんが。





というわけで、昨日から肩書きを「体軸コーディネーター」にして

ブログタイトルも「体幹の時代から体軸の時代へ」にしました。


ちょっとした宣戦布告になってしまいますが


もう「体幹」ではないんですよ。

たぶんイントラ系の人たちは、最初から動ける人たちを相手にしているから気付いていないでしょうが


身体が破綻している人たちばかりを相手に仕事していると

体幹鍛えててもしょうがないことに気付きますよ。



プロスポーツ選手が怪我するのはね。
単純に競技の負荷が強いからだけではないですよ。

脊柱の軸以外の軸が取れなくなるからです。



これからは本当に「体軸」です。



たぶん、伊藤先生が生きていらっしゃれば、とっくに「体軸」の時代になっていたでしょう。



では。