理学療法士・波田野征美の『波田ログ!!』

理学療法士の波田野がセラピストとしてトレーナーとしての日々

弓道

金曜日に

弓道をやっている患者さんを担当することになりました。


弓を引くときに肩甲骨の内側と肩が痛くなるということです。


安静時坐位の姿勢をチェックしたら

典型的な肩甲骨下制・下方回旋症候群で

鎖骨が水平どころか、わずかに下がっているんじゃないかってくらいで


これじゃ、挙上では肩甲骨動かないし

上腕と肩甲骨のアライメントがめちゃくちゃになりますね。



とういうわけで、初回はコアコンのベーシックでリラクゼーションしたあとに

胸椎と肩甲骨の連動を促すセルフエクササイズを処方しておきました。



んで、本人には「次からは弓道のフォームを意識したトレーニングをしよう」と伝えて終了にしました。



単純に肩傷害のメカニズムを伝えるだけなら簡単ですが

患者は肩が痛いから通院しているわけではない


肩が痛くて弓道ができないから通院しているのだ。


だとしたら、セラピストが提供しなけければいけないのは

肩の痛みを取ることではなく

弓道ができるように肩の痛みを取ってあげること。



だから、トレーニングに明確に「弓道のため」というセラピスト側の意思を提示していかないとですね。




とはいうものの、波田野も弓道は素人です。

弓道に興味があって

上尾に引っ越して、しかも家が運動公園の近くということで

本気で弓道を習おうとしたこともありますが

まだ素人です。


というわけで、YouTube弓道を研究です。



んで、弓道のフォームはだいたい理解しました。



まずは肩甲骨を動かして、しっかりと上肢の屈曲挙上がポイントですね。

そこから、後方に「引く」のではなく

「落としていく」イメージで弓を引いていく。


そして、そのためにはやはり胸椎の伸展が重要になってきそうだ。





根張りも重要ですね。




というわけで、次回のセッションに生かしたいと思います。



どういう流れでフォームを作るかは近いうちに画像に載せますね。





それにしても、古来の身体技法の深遠には感心させられますね。


自らの肉体との対話。

外界との関係性。

内外での世界の在り方を体言していて



心と身体の繋がりが改善されていくのを感じます。



もっともっと、こういう分野を進めて生きたいな。