理学療法士・波田野征美の『波田ログ!!』

理学療法士の波田野がセラピストとしてトレーナーとしての日々

ハイヒールは悪くない

女性の方でハイヒールを日常的に履くという方は

おそらく半分以上いるかと思います。



しかし、こういったことをよく言われませんか?
「ハイヒールは体に良くない。」と。

実際にハイヒールを履いて、外反拇趾になってしまったり、姿勢が崩れて腰痛になってしまったというかたもけっこういると思います。

リハビリテーションの現場でも

「ハイヒールは履いちゃダメだ!!」と患者に注意、ひどい場合は怒っている理学療法士や医師を見かけることがあります。


私はそれに対して、強い違和感を感じていました。

「なぜ、ハイヒールを履きたい患者さんに対して、なんの分析もしないで短絡的にハイヒールを取り上げてしまうのだろう。」

「ハイヒールを履いていても体に異常をきたさない立ち方や歩き方があるはずだ。」と考えていて



実際に私はハイヒールを履いた場合の立ち方をきっちりと指導しています。



ストレッチポールのハーフカットを使った「なんちゃってマスターストレッチ」を行ったりするわけですが

これを練習するとハイヒールを履いたかのようなつま先立ちをしたときには患者さんは「腹筋がきつい!!」と言ったり

普通に立ったときにも変化があり、「踵の方で立っている」といった感想を持ち

非常に良い感触を得ています。




そんなことをしていたら

最近になってこんな本が発売されました。

奇跡のハイヒール・ウォーキング/清水 春名

¥1,365
Amazon.co.jp


内容はずっと私がやってきたことですね。


ハイヒールを履くということは常時つま先立ちでいるような状態です。


そのときに重力に打ち勝てない&打ち勝つ意識のない人は

単純につま先の方に重心&荷重を前方に偏位させているだけなのです。

こういった人はさまざまな障害を引き起こします。



正しいハイヒールでの立ち方は

つま先立ち状態でも通常立位と動揺に重心位置や荷重は踵の方に寄っています。

踵というよりは内果(内くるぶし)ですが
$身体技法のお部屋-SBSH0001.JPG
この本では外果(外くるぶし)ですが。

イメージもとにかく上に持ち上げるイメージですね。

重心を踵よりにしたまま足関節の底屈で持ち上げていきます。

底屈した分だけ、「結果的に」前方に移動するだけです。


$身体技法のお部屋-SBSH0002.JPG


ほとんどの人が下の画像のように脛骨が前方に傾斜してしまっています。
$身体技法のお部屋-SBSH0003.JPG

このようにつま先で体重を支えようとすると、足趾周辺の関節に負担がかかり外反母趾になりますし

膝や腰も痛めます。




この本は立ち方だけでなく、歩き方や座り方など


モデルのような美しい所作も書いてあるので


女性の方は是非購入を。




また、こういった美しいウォーキングを指導してほしいかたは

どうぞ、埼玉県北本市の大友外科整形外科の波田野まで。