理学療法士・波田野征美の『波田ログ!!』

理学療法士の波田野がセラピストとしてトレーナーとしての日々

投球の必須モーション

プロ野球選手の中にも、当たり前ですがそれぞれまったく違うフォームですね。

それを見ると、フォームなんて何でも良いような気がしますね。


そう。
フォームはどんなフォームでも良いんです。


ただし、多種多様なフォームの中に

良いフォームに共通する

「必須モーション」が存在します。




私が投球指導をする時は「ジャイロボール」の発見者である手塚一志氏が提唱している「クオメソッド」を軸にしています。


「クオメソッド」は股関節をうまく使い仙腸関節~脊柱へと力を増幅させ、骨格構造や筋肉の働きを駆使した無駄のない投げ方を獲得するメソッドです。



このメソッドで私の弟子第一号の子は中学生で素晴らしい成長を見せました。





必須モーションNo.1
「かませ」
身体技法のお部屋-110430_100225.jpg
立脚側の股関節に荷重を乗せます。
ここができないと荷重伝達もその後の円滑な流れもできません。


必須モーションNo.2
「隠し」
身体技法のお部屋-110430_100304.jpg
「かませ」で股関節に乗せた体重を抜かずに前に推進していく相です。
この動作ができてない人がほとんどです。
この動作ができないと体が開き力もかかりませんし、肩を故障しやすくなります。

必須モーションNo.3
「ブラッシング」
身体技法のお部屋-110430_100529.jpg
「隠し」きったまま前に十分推進したら、骨盤から体をするどくねじっていきます。
ここが鋭どければ鋭いほど速い球になります。
これができないとコントロールは定まりません。
さらにブラッシングによる体の回旋を補うために、上肢の横方向の動きが多くなり肩や肘に負担がかかり故障します。



他にも上肢との繋がりを獲得する相もありますが、すこし割愛。



これから少しずつ各相のモーションを獲得するための具体的なエクササイズを紹介していきます。